「お片付け」って実際に行うもの。そんな風に思っている方も多いかと思います。オンラインでお片付けって、どうやってやるの?本当に片付けられるの?そんな素朴な疑問から実際にオンラインお片付けを見てもらおうと言うことでこんな企画をやってみました。題して、「観覧付き オンラインお片付け」。片付けをしたい側とオンラインお片付けをどうやってアドバイスしているかを見たい整理収納アドバイザーの方(観覧)に見てもらおうとみんなで集まっていただきました。今回は、両方の目線で書き留めようと思います。
まずは、オンラインお片付けの仕組みを少しお話をします。片付けをするのは相談者ご本人さま。私は、画面越しで相談者さまに、指示をしていきます。途中でモノの手放しや収納方法などが迷いが生じた時に、お声がけをします。基本的には訪問お片付けとやることは一緒です。これをリアルに家で一緒にやるか、オンラインでやるか。そこの違いだけです。
❶ 整理収納アドバイザー側のこと。オンラインは実際に現場に行けない分、指示のスピードや、モノの総量がどれくらいあるのかを判断、現時点で収納用品がどれくらいあるのかを頭にインプットしていきます。収納を全出しすることにより、収納用品が増えていく、そして最後には使わない収納も出てきたり。でもこれでいいんです。余ったモノを無理して使うことはせずに、その分「収納が整った」「モノを手放した」と。モノがあるから、収納用品を買う。そしてさらにモノを増やしてしまう。余白が心の余裕を作る。収納の知識も大事ではありますが、まずは何を残すのか。そこがとても重要なことです。
❷ お片付けの相談者さま側のこと。お片付けができないから相談をする。でも相談者ご自身が片付けをする。「本当に片付くのか」そんな思いがあるのは不思議なことではありません。全部モノを出して1つ1つモノと向き合う。ここがお片付けの鍵。ここを無くしては片付けても片付けても戻ってしまう。いくら経っても片付かない。散乱していたモノもアイテム別に分類をしていくと、あれよあれよとまとまっていきます。ここに置かなくてもいいもの、本当は要らなかったもの。残るモノ、使っているモノって本当に限られる。家にあるモノで毎日使っているモノってどれくらいでしょうか?そのモノが手に取りやすいところにあれば、ストレスなく過ごせます。
相談者の方のご意見をお伺いするのはもちろんのこと、私たちアドバイザーが声掛けてあげることで、相談者さんの心も軽くなることがあります。「お片付け」これは心も「整理する」タイミングに。
今回、初めてこのような2つの目的を合わせて始めてみましたが、これからお片付けを始める人にとっても勉強になる。そして相談者さんも知識のあるアドバイザーたちがいてオンラインで片付けられるなら、家に入れる事なく気軽にできると言うことでメリットがたくさん。今後このサービスを拡充して、アドバイザーの方の不安を少しでも解決していけたらなと思います。
お片付けをしたい人とお片付けをしてほしい人が繋がる。もっと広げていきたい思いです!
※見られるのはちょっと抵抗があると言う方は、通常通りの1対1でのサポートもございますので、ご安心ください。
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